とある大学生のひとりごと。

横浜在住の大学生。好きなことを気ままに。

「Happiness is:スヌーピーと幸せのブランケット」を観て

どうも〜!

 

いよいよ大晦日。

今ごろ皆さん年明けの準備に奔走しているかと思いますが、我が家にこんなものが届きましたf:id:peanuts1950:20171231151700j:image

きっと明日食べるであろうおせちです!

中身は明日になってからのお楽しみにしておきますね(^ω^)

 

 

 

今回は昨夜遅くに投稿したブログで紹介済みのアニメ

 

Happiness is:スヌーピーと幸せのブランケット

 

を観た感想などを書いていきます!

やはり録画予約しておいて正解でした

 

※ネタバレ注意!

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 まずそもそもの話をすると、PEANUTSのコミックが原作となったアニメはこれの他にも沢山あり、もっと言えば幸せのブランケットは歴史的にみてかなり新しい方です(2011年公開)

 

1965年公開の「スヌーピーのメリークリスマス」に始まり、「スヌーピーのかぼちゃ大王」、「スヌーピーの感謝祭」など現地アメリカでは今なお毎年テレビで放送されるほどの名作を含め、およそ30年に渡って数々のアニメシリーズが生み出されました。

 

幸せのブランケットが公開されたのは最後のアニメシリーズが公開されてから20年後のこと。そのためアニメーションの製作スタッフもガラッと変わっており、絵のタッチや英語版の声優陣もそれまでのPEANUTSアニメとは大きく異なります。

ほぼ全てのアニメシリーズを観た人間としては、昔から続く味のある画風や聞き慣れた声と違うことに違和感はありましたが、原作のコンセプトを忠実に再現しているところは不変なので全く問題ないかと!

 

劇中では原作で何度も登場する"お決まり"のシーンが随所に見受けられ、過度な誇張のない終始落ち着いた雰囲気のアニメだと感じました!

もちろんストーリーのクライマックスなどでライナスらが声を張り上げる一面はありますが、他のアニメに比べるとそのシーンにすら独特な落ち着きがあったような気がします。

バックミュージックにジャズを取り入れるなどのアニメらしからぬ特徴が作品にこういった"静けさ"をもたらすのではないかと!

 

本当は「あのシーンのここがいい!」みたいなことをつらつら書いていきたいところですが、それだとコアなファンを除いた多くの人が置いてきぼりにされかねないので一旦やめておきます(^^;)

 

本当は語りたい...っ!!!

 

 

個人的に思うこの「幸せのブランケット」の最も重要なコンセプトは"Security"です!

 

というのも今回の主人公ライナスが常に持ち歩いている青いブランケット、ただのブランケットではないんです。

Security Blanket (日本語で"安心毛布")と呼ばれるもので、PEANUTSの世界から広まっていきついには辞書に載るほどの一般的な用語になってしまいました!

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このように安心感を与えてくれるものや精神安定剤の例えとしてSecurity Blanketを使うことができるんですよ!

アニメの世界の用語が辞書に載るってなかなか無いことなのでは?

 

ともかくライナスにとってブランケットは心の安らぎの源であるわけで、劇中で何度も卒業を試みるものの失敗を繰り返したのも納得がいくでしょう。

 

僕自身が考える作品のコンセプト"Security"が顕著に表現されていたのがクライマックスのシーン。

スヌーピーにブランケットをひったくられそうになったライナスは必死にしがみつき抵抗します。そのままスヌーピーに街中を引きずりまわされ、メールボックスや木、ピアノなどを巻き込んでしまいます(どういう状況!?とつっこみたくなりますが)。

それに怒ったルーシーやシュローダーたちからブランケットに対する執着を激しく非難されたときにライナスは「君たちは人に不安でいてほしいとでも言うのか!?」といった趣旨の言葉を投げかけます(英語版で観たので日本語吹き替えとはズレがあるかもしれません)。

 

ライナスは自分にとってブランケットが必要不可欠であることを認め、同時に自分を責め立てる周りの人たちにも各々の"Security Blanket"があることを説いてみせます。

 

ライナスに片思いをしているサリーならライナス自身

ピアノに明け暮れるシュローダーなら師と仰ぐヴェートーベン

そんなシュローダーにぞっこんなルーシーならシュローダー

 

といった感じに。

人が安心でいるために何かを、あるいは誰かを必要とするならば自分が四六時中ブランケットを持っていてもいいではないか!

とライナスは言い周囲を完璧に論破したのです。

 

この一連のシーンにきっとこの作品が伝えたかったであろう"Security"が体現されているのです。

自らの弱さを認め、それでも安心して生きていくために必要な何かを見出す。

人間とは如何なるものなのかという哲学的な問いかけに答えを導き出すかのような深みのあるシーン。これが幸せのブランケット最大の魅力だと思います。

 

PEANUTSという作品そのものが新聞の連載マンガとは思えないような哲学的な要素をもち、その中でもライナスは特に哲学者的一面のあるキャラクターなので、彼を主人公に置くアニメなら至極当然な展開だったのかもしれません。

 

実は先ほどのクライマックスのシーンでライナスが"例外"として挙げていたのがPEANUTSの本来の主人公であるチャーリー・ブラウンf:id:peanuts1950:20171231170209p:image

 ライナス曰く彼は「いつでも不安そうな人」だそうで(*_*)

確かにチャーリー・ブラウンにはこれといった心の拠り所みたいなものが思い浮かばないなぁ〜

人の哀愁を全て寄せ集めたようなキャラクターである彼なら不思議でもありません。

 

ライナスとチャーリーがレンガ塀で語らう定番のシーンも"Security Blanket"を持つ者と持たざる者という対比で見るとまた違った面白さがありますよ〜

 

さらにライナスの想定外だった"Security Blanket"を持たない者としてピッグペンがいます。

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汚れを吸い寄せる不思議な力を持つホコリだらけの誇り高き少年。

彼が脇役ながらいい味出してましたね〜

 

これ以上語ると長くなりそうなので、Happiness is:スヌーピーと幸せのブランケットの感想はこれにてお終い。

他の人がこのアニメを観てどう感じたかが気になるところなので、コメントやTwitterでのリプなどで一言送ってくれると嬉しいです!

Twitterは@snoopdog1950で検索してみてください!

 

 

ではまた今度(・∀・)ノシ